どん底を経験してよかったこと
奥多摩に来て数ヶ月してからというもの、
ある意味今までにない経験をしました。
今ここに書くのはやめておく。
幸せで心から大笑いごとにできるようになったら何かにまとめようと思います。
まぁとにかく、わたしはいままでわりとなんでもうまくいってきたほうで、仕事やお金に困ったことは一度もなかったし、大した挫折もしたこともなく、深く考えてるようで結果なんとかなるですませるような性格で、
本当のどん底をしらなかったわけなんだけど、
今回なんだかほとんどのもの、特に大切にしていた仕事を失ったことでよかったことがたくさんあります。
これはともだちにいわれたこともふくむなんたけど、
・仕事をとにかく好きで頑張ってきて沢山のものを犠牲にしてきたけど、今それをあえてとりあげられたんじゃないかと
・これで本当にどん底の人の気持ちもやっとわかったきがすること
・なにもなくなったとき、なにが去ってなにが残るかわかるためだったのではということ
・本当に打ち込むべきことがみえるためだったのではということ(え、いも作り?笑)
・自己管理をわからせるため身体まで壊されたのでは
ほかにもいろいろ。
ぜんぶ後付けだけどね。
こんかいわたしはたくさんの人に迷惑をかけて本当にドン引きレベルのはず。
仕事もできない口もきけない動けもしない、
そんな日々をすごしていたのに
こうなったとき、それでも変わらずそばにいてくれたひとたちがいたこと。
それから簡単に切った会社もあったのに切られても全然おかしくないのにむしろ心配して別の仕事を作ってくれようとしてくれてるひとたちがいたこと。
わたしから人に甘える、頼るということは今までほとんどなくて、でも自分から思っていることをきちんと言葉で伝えたり友達に自分から電話ではなしたら全知人にキャリコンの仕事を作ってくれないかと交渉してくれた友人までいたこと。
こんなこと普通に生きてたらきづけないこと。
わたしはしごとをずっとがんばってきて、
仕事以外で必要とされてることなんかないと思っていて、わたしからしごとをとったらなにもなくなるとおもっていて、
でもそんなことなかったのかもしれないってはじめておもいました。受け入れてくれる人がいることにほんとうにほんとうにほんとうに感謝をしないといけない。
愛とか恋とかそういうのよくわからないけど、今回たくさん迷惑をかけてそれでも支えてくれた人たち全ての人を、
なにかあったらわたしはぜったいぜったい守りたいし恩返ししたいし支え続けたいとおもいました。
ゆかりさんの占いで、
>「愛される」ということは、
どういうことでしょうか。
相手が
「私のためになること」を真剣に考えてくれる、
ということなのではないでしょうか。
お互いがお互いのためになることを考えている状態こそが
それにあたります。
っていってて、今回たくさんのひとが自分のことを真剣に考えてくれたことを体験してそれからこの文章をよんで、じゃあわたしもひとに愛されていたのかってはじめておもいました。
むかしからよく愛されキャラだとは表向き言われてきたけどそれを肯定できたことは一度もありませんでした。
でもこんかいわたしもすこしわかった気がしました。
自分を愛せない人は人を愛せないって耳がタコになるほど聞くけど、
わたしはそれだけじゃないと思いました。
人に愛されてると気づけたから自分を愛せた、ってこともあるんじゃないでしょうか。というかそれでもいいんじゃないでしょうか。
だから自分もそれを言葉や行動に出していこうと思いました。自分で自分を愛せない人はたくさんいるとおもいます。
今回はこういうとても大切なことに気づくためのどん底だったのだとおもいます。
長い旅、たのしかったけど、早く帰りたいっておもいました。
こういうことに気づいたからといってなにか変わるわけではないですし、今日のように大きな仕事はまだ以前のようにはできません。でも、克服できる気がします、というか自分の力で必ずしたいです。
で、迷うことなく自分のやるべきことを突き進む強さを、とりもどしたいとおもいます。
あと今年のわたしのテーマは信じる、だそうなので信じるという言葉に敏感に反応してしまいます。この本よかった。
西郷さんリスペクト入り…
あしたさえ頑張ればやっとお店!新年一発目、たのしみ…
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