ブラックきぎょう
ブラック企業の定義ってなんですか?
ときかれましたが、自分の価値観はおいておいて一般的に言えば、法律に反した働き方を強要する会社ですかねぇ、と答えたのですが、ちなみにWikipediaではこうでした。
>「新興産業において若者を大量に採用し、過重労働・違法労働・パワハラによって使いつぶし、次々と離職に追い込む成長大企業」[1](今野晴貴による定義)[1]を指す。「従業員の人権を踏みにじるような全ての行為を認識しつつも適切な対応をせずに放置している企業」との指摘もある
とのこと。
私の思うブラック企業は、ツイッターにのせているとおり、
賃金が低いことでも、長時間労働でもない、
誰にも相談する人がいない企業
です。
1人で悩み苦しみ続けるのは本当に辛いことです。
だから何をブラック企業と思うかはいろいろですよね。
私はやはり変なのかどちらかといえばブラック企業の方があっていました。
基本的に人がやめまくるアルバイトや会社の方が続いた。
やめまくるとはいっても、
オーナーがきついとか、仕事がきついとか、給料低いとか、残業おおいとか、教えてくれないとか
そういう理由です。
会社としては確かに問題ありだと思う。
でも会社という組織が、自由とか、お客様へ全力を尽くせる環境とか、自分の存在証明とか承認とかその辺の私が仕事に求めるものを満たしていれば、
多少給料低くても残業おおくてもきついこといわれても(愛がある指導であれば)全く問題ありませんでした。
この価値観のせいか学生の頃からどの仕事をしてもこんなに使いやすい子はいないと言われてきました。それはそうだよね、勝手にがんばるんだから都合がいいと思います。
実力がある人は給料高くてなければ低い、
それもいたって普通、
当たり前だと私は思います。
お金はいただいてるんだから。見合わないとか文句言うならやめたら?とおもいますね。
でもWikipediaにもある通り、
人権を踏みにじるような会社、
これはわたしはどうしても許せないのです。
下手したら人を死に追いやることもある。
意味なく自分が満たされたいからといって人を蹴落としたり有る事無い事言う、
最低だと思います。
なので、ブラックとかホワイトとかではなくて、その人にとって仕事とはどういうもので何を満たせばハッピーで、そのために何なら辛抱できるのか、
それが大切だと思うのです。
今日相談者の方にもいったけど会社や居場所は何万とある、病気になるまでがんばらなくても必ず輝ける場所があるはずなんです。
転職回数が多いと不利?
そんなのは古すぎる。
転職はその人にしかわからないその時の状況があるはずで、何もしないでコロコロ変えるのはまた違うけど、
その場その場で自分なりにこれでもかというくらいやれることは一生懸命やってそれでもだめなら秒で退社。
時間がもったいない。
石の上にただ3年いて苦しみ続けて鬱になって自殺したらなんにもなんないから。
やることをやって転職したなら、どんなにやっても報われなかったなら、転職を繰り返したことに罪悪感すらいだかない。
と、わたしはおもいますけどね。
転職回数が増えることに後悔や罪悪感をいだくようならまだやめないほうがいいかな。
ただし体調を壊したらそれはもうやばいよってサインなのですぐ辞めるか休むかしましょう。
ただやめる前に、まだ自分の力で何かできることがないか考えてみてください。
それは必ず転職希望の方にいうようにしてきました。
わたしが人事異動後3日でやめたのはそこにいることに一切の価値を感じなくなったからに尽きます。世も末だなと思ったのです。
こんな風に経験も踏まえて嫌だったことを人のために使える武器に変わる、だから最悪な出来事たちにも感謝です。
生きてる限り、選ぶ権利がある、
自信がないと言う人に自信もって!と言ってどうこうなるものではないけれど、
少なくとも自信がないということを言ってくれただけでも凄いことで、変わりたいという気持ちの表れでその気持ちをわたしは応援したいと伝えました。
そして泣きながらありがとうございます頑張ります!と別れた人が頭から離れません。
病気の方に頑張ってという言い方はしないのですがそれでも自分から笑顔で頑張りますという言葉が出るのはいいこと。
改めてゆっくり振り返りをしたいとおもいます。
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